ただいま緊急で婚約破棄を望んでいます!
ここで発覚した事実だけど、クリス様はアンネローゼを婚約者として好ましく思って居た……思っていたからこそ、彼女が聖女ヒロインセイラに仕出かした非人道的な行いを、嫌悪して嫌いになってしまったのかもしれない。
だって、人って好きでないとそこまで、嫌いにはなれないものね。無関心な婚約者なら、何をしようが無関心のままのはずだわ。
……そして、そんなクリス様に嫌い切ってもらうには、私はとんでもない悪事を働く必要があるけど、残り時間数分では、とても間に合わない!
「クリス様。お願いします! 私と婚約破棄してください!」
早く! こんなことする女と結婚するのは嫌だって、そう言って欲しいの!! 私だって、本当はこんなことやりたくないんだもの!
「待ってくれ……飛び降りると脅すのは、ルール違反のように思えるが。なんなんだ。何故、そこまで婚約破棄を望む。いや。待て。もしかして……他に誰か結婚したい男でも?」
そこで一気にクリス様の周囲に不穏な空気が満ちて、私は『これだ!』とひらめき何度か頷いた。
……そうよ。どうして、こんな単純な理由を思いつかなかったの?!
だって、人って好きでないとそこまで、嫌いにはなれないものね。無関心な婚約者なら、何をしようが無関心のままのはずだわ。
……そして、そんなクリス様に嫌い切ってもらうには、私はとんでもない悪事を働く必要があるけど、残り時間数分では、とても間に合わない!
「クリス様。お願いします! 私と婚約破棄してください!」
早く! こんなことする女と結婚するのは嫌だって、そう言って欲しいの!! 私だって、本当はこんなことやりたくないんだもの!
「待ってくれ……飛び降りると脅すのは、ルール違反のように思えるが。なんなんだ。何故、そこまで婚約破棄を望む。いや。待て。もしかして……他に誰か結婚したい男でも?」
そこで一気にクリス様の周囲に不穏な空気が満ちて、私は『これだ!』とひらめき何度か頷いた。
……そうよ。どうして、こんな単純な理由を思いつかなかったの?!