イケメン騎士は男装王女!?
そして次の日の午後、またあの広場に集まった。

「おはよう、皆。旅の支度はできたか?」

鎧を着たルウが、皆に話しかける。

「行先は、あの山だ。」

ルウが剣先で指した山は、王都に近い山だが、結構大きい。

「あそこに魔物のボスがいる。それを倒しに行くのだ。」

「おおー!」

皆、いきり立っている。

「では、行くぞ!」


するとルウは、ユラと一緒に歩き始めた。

「おいおい、歩いて行くのか?」

俺は思わず聞いてしまった。

「気にするな。明日には着く。」

「いや、俺達の事じゃなくて、あんたは騎士団の団長だろう。馬とかに乗らないのか?」

するとルウは、クスッと笑った。

なんだよ、笑顔まで可愛いのか?

「それも気にするな。普段は馬に乗るが、今回は皆を歩かせて、僕だけ馬に乗る事はできないだろう。」

「そうか?馬に乗っていてくれた方が、安心するぜ?」

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