イケメン騎士は男装王女!?
俺はその素朴な疑問を、ルウにぶつけてみた。

「ならず者から、共同統治者が現れていいのか?国は荒れないか?」

「この国を建国したのは、そのならず者だ。もちろん、僕が見て適任者を推薦する。」

「そうか。」

その為の騎士団長か。

あくまで、魔物退治は俺達に任せるってか?


「見たところ、オウガは第一王女の好みだと思うのだが、どうだ?」

俺はルウをちらっと見た。

「俺は、第一王女狙いじゃねえよ。」

「えっ?そうなのか?」

「あまりにもルウが優男だから、魔物退治が本当にできるかどうか、心配してきたんだよ。」

するとルウは、太陽のように笑った。

「ありがとう、オウガ。」


その笑顔に、ドキッとする。

おいおい、相手は男だぞ?

いくら女みたいな顔してるからって、ドキッとするなよ。


「困った事があれば、俺に言え。相談に乗る。」

「頼もしいな、オウガは。」

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