イケメン騎士は男装王女!?
そしてルウが、小便から帰ってきた。

「待たせた。行こう。」

「ほーい。」

皆立ち上がると、のそのそと歩く。

「山を少し昇ると、平地がある。そこで今日は野宿だ。」

「野宿か……」

俺はいつも野宿だから、今夜だって野宿でもいいんだが。

皆、それぞれ事情が違うようだ。


「オウガ。」

「なんだよ。」

「あの騎士団長が魔物を討ったら、第一王女は、あいつのモノになるのかな。」

「そうじゃないか?」

「ちぇっ!あいつにだけは、負けたくねえわ!」

なんだか皆、ルウの事を快く思っていないのか?

「大丈夫さ。あんな優男、魔物なんて退治できねえよ。」

うーん。

思っている事は、皆一緒か。

大丈夫か?ルウ。

皆、おまえに付いていけてるか?

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