イケメン騎士は男装王女!?
思えば、魔物退治ってだけで、集められたならず者達。

もしかして、明日命を落とすかもしれないんだ。

ルウは、そこんのところ、分かっていたのかもしれない。


「さあ、明日に備えて寝るか。」

「おう。」

寝る場所は、皆それぞれだった。

座っていた場所に、そのままコロンと寝る者。

大きな石がある場所で寝る者。

火の側で寝る者。

そしてルウとユラは、木の陰にシートを敷いて、寝る事になったようだ。

俺は、持ってきた荷物を枕にして、寝そべった。


少し遠くても、ルウの顔が見えた。

ルウに何かあっても、直ぐに分かる。

そんな余計な世話が、俺の中に芽生えるのは、ああ、セラが来て間もない頃か。


そして、眠り初めて数時間。

ふと目が覚めると、スヤスヤと眠っているルウが、転がって俺の近くに来ていた。

「えっ!」

俺が大きな声を出したお陰で、数人の仲間も目が覚めた。

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