イケメン騎士は男装王女!?
一番驚いていたのは、ユラだった。

「ルウ様。」

ユラが俺を見ながら、ルウを起こしている。

「ん……」

その色っぽい寝言に、胸がドキッとする。

なんだ?この色気は。

優男の上に、色気もあるのかよ。


昔はこうやって魔物退治に行く時、美少年を連れて歩いて、男娼にしたという話が残っているが。

俺は断じて、そんな趣味はない。


「ああ、ごめん。」

寝ぼけたルウは、元の位置にこれまた転がって行った。

「なんだ?敵じゃねえのか。」

「すまん。起こして。」

俺も周りの仲間に謝って、ルウに背中を向けて寝転んだ。

落ち着け、俺。

だがしばらくは、ルウの顔が浮かんで、寝付けなかった。

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