イケメン騎士は男装王女!?
これが戦いか。

野犬を相手にするのとは、訳が違う。

いつ自分が襲われて、誰も助けてはくれないんだ。


そして俺は、後ろから魔物にがんじがらめにされた。

「うわっ!」

「オウガ!」

ルウが助けにくる。

「来るな!俺で何とかする!」

「そんな態勢でできないだろう!」

ルウは上手く魔物の後ろに回った。

その瞬間、魔物の叫び声が聞こえる。

俺に重みがのしかかる。

「よいしょ!」

魔物を背中から降ろすと、シューッと音を立てて、野犬に戻って行く。

「これはっ!」

「気づいたか。魔物の正体は、この辺に生息する野犬だ。主の魔法で、魔物にされているんだ。」

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