イケメン騎士は男装王女!?
「おい、大丈夫か?」

うずくまっている仲間を、仰向けにすると顔が白くなっていた。

「おい、おい!目を開けろ!」

するとユマが俺の近くに来た。

仲間の首元を触っている。

そして、無言で頭を横に振った。

「そんな……」

誰かは命を落とすんじゃないかとは思ったが、こんなに早く仲間が死ぬなんて。


その時だ。

「うわっ!」

ルウの声がした。

見ると、野犬に襲われている。

野犬に戻った魔物が起き上がり、ルウを襲ったのだ。

「ルウ!」

名前を呼んだ時には、俺の身体は勝手に動いていた。

野犬を一刺しにすると、野犬は血を流して倒れた。


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