イケメン騎士は男装王女!?
「ルウ、大丈夫か?」

腕を持って、肩に手を掛けた時だ。

ルウの胸元に、白い布が巻かれているのに気づいた。

白い布は少しはだけていて、胸の膨らみが見える。

「えっ……女?」

するとルウは、俺の手を振りほどいた。


「見るな。」

そう言って立ち上がったルウは、ユマの元へ行く。

「ルウ様!」

駆け付けたユマは、自分の上着をルウに被せる。

「こちらで怪我の手当てをしましょう。」

「うん。」

ルウが歩き始めると、ユマはちらっと俺を見た。

「ルウ様を救って頂いて、ありがとうございます。」

「あっ、いや。俺は当然の事をしただけで……」

するとユマは、俺の耳元で囁いた。

「今見た事は内密に。誰にも話さないで下さい。」

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