イケメン騎士は男装王女!?
「あっ、ああ……」

ユマはルウの元へ駆けつけ、包帯を巻く振りをして、白い布を巻き直している。


と言う事は、やはりルウは、女なのか。

そう思っても、どことなく納得いった。

あの細い身体も、少し高い声も、女だからなんだ。


ぼーっと俺がルウを見ていると、仲間の一人が俺に近づいた。

「こっちの奴はどうだった?」

「……ダメだった。」

「あっちの奴もダメだった。二人死んだか。」

「これで8人。団長と副団長を入れて、10人だな。」

周りの奴は、亡くなった木の陰に移動させている。


「騎士団……団長か……」

「あっ?」

女のなりで男装して、騎士団に入っているなんて。

しかも団長?腕は確かだが、荷が重すぎやしないか?

俺は、白い布を巻き終わって、ユマの上着を着ているルウに近づいた。

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