イケメン騎士は男装王女!?
「よし!行くぞ!」

皆を引き連れるその姿は、どう見たって優男だ。

女には見えない。

泣けてくるぜ。

どんな理由にしたって、女の身で騎士団の団長だなんて。


俺はルウの隣に行った。

「オウガ。」

「守るって言ったろ。」

するとユウは、クスクス笑っている。

「ああ、頼むよ。僕の背中は、オウガに任せる。」

「……背中だけじゃなく、前も守ってやるよ。」

俺は照れながら、ルウの隣を歩いた。


魔物退治。

報酬は第一王女との結婚。

俺は、そんな事より金が欲しかったが。

今は守るべき人がいる事を、何より大切にしたかった。

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