イケメン騎士は男装王女!?
「おい!」

俺が引き止めようとすると、ルウが止めた。

「引き止めるな。やる気のない奴を連れて行っても、足手まといになるだけだ。」

ユマの上着を着ているルウは、それは美少年騎士のようで。

俺はクラッと、倒れそうになった。

「……分かった。」

「行くぞ。」

そして、7人になった仲間と一緒に、城へ向かって行く。


道なき道を、しばらく歩いた頃か。

遠くから何者かが走ってくる音が聞こえた。

「来たぞ!」

ルウが剣を構える。

俺はルウの後ろに陣だった。

すると斜め前から、「グアアー!」という声が聞こえた。

『また来たのか、懲りない奴らだ』

魔物なのに、言葉をしゃべれる?

「おまえらこそ、懲りずに街を襲って!今回は大人しくしていろ!」

『懲りずに森を荒らしているのは、おまえ達人間だろ!』

そして遠吠えが聞こえた。

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