イケメン騎士は男装王女!?
「ありがとう。だが、泥棒は騎士団が捕まえた。安心して王都を楽しむがいい。」

すると他の騎士団達もやってきて、その泥棒をどこかに連れて行ってしまった。

「あの泥棒は、どうするつもりなんだ?」

「泥棒は、第3級の罪だ。むち打ち刑だな。」

「そうか。」


華奢な体に大きな剣。

こんな小さな体でも、扱う事ができるなんて、相当な腕前だな。


「俺はオウガ。普段は旅をしている。あんたは?」

「王都の騎士団に属するルウだ。またな。」

そう言って奴は、去って行こうとした。

「ところで、魔物退治の連中を探しているんだって?」

するとルウは、ゆっくりと振り返った。

「ああ。」

「誰かが言ってたが、王都の騎士団は、治安を守る為だけの、腑抜けた奴らしかいないとか。」

すると、ルウの目線が鋭くなった。

「だからどうした?」

「いや。せっかくの魔物退治も、他の奴の力を借りなきゃならないなんて、情けないと思ってな。」

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