イケメン騎士は男装王女!?
帰り道、まだ目を覚まさないルウに、仲間はソワソワしている。

「あのさ。戦っている時に、俺、木の陰に隠れていて、すまなかった。」

「なに、普通はそんなものですよ。」

ユラが優しい笑顔で答える。

「で……ちょっと聞こえてきたんだけど。」

仲間は、言いにくそうに首を触っている。

「団長が……第二王女って……本当の話か?」

俺とユラが、顔を見合わせる。

「まあ、そう言う事です。」

ユラが答えると、仲間はため息をついた。

「なのに俺、救えなかったなんて、王様に何て言えばいいか……」

「まだルウを殺すな。」

ルウはまだ寝ているだけで、絶対を目を覚ます。


昨日野宿した平地に、辿り着いた。

「今日はこれ以上、歩くのは危険です。ここで野宿しましょう。」

「へいへい。野宿は慣れてらぁ。」

仲間の一人が、早速寝床を確保する。

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