イケメン騎士は男装王女!?
「昨夜野宿した場所です。」

「ああ、そうか。」

そしてルウが、身体を起こす。

「ルウ様、あまり無理はしないように。」

ルウは、仲間を見ると、苦しそうなのに笑顔を見せた。


「確かに私は、この国の第二王女だ。黙っていてすまない。」

「えっ、いや!事情があったんでしょうから、別に謝らなくても……」

仲間は第二王女と知って、急にかしこまった。

「それで、その事情なんだが。」

「ルウ様、別に答えなくても。」

「いいんだ。答えても、この者達なら解ってくれる。」

俺と仲間は、ゴクンと息を飲んだ。


「私は元々、王子がいなかったせいか、物心ついた時から男の子として、育てられた。男装、剣の稽古が日常だった。」

「なんだよ!女の子に、そんな事させるのか!」

俺は少し腹が腹が立った。

「王子のいない国は、他国に乗っ取られやすい。それを防ぐ為、王子がいる振りをさせたんだ。」

「よくある話って事か。」

仲間は、呆れている。

「まあ、私も大きくなるにつれて、その事情が分かってきたし、男装も板についてきてたからな。支障はなかった。」

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