イケメン騎士は男装王女!?
「第一王女は……姉は私に、泣いてすがった。好きな人がいるのに、他の人と結婚だなんてと……」

「だったら、オウガはどうなるんだよ!魔物を退治した本人だぞ!」

仲間は俺に気を遣ってくれた。

「いや、俺は元々、金さえ貰えればいいから……」

「そう思って、オウガに止めを刺す事を頼んだんだ。」

ルウは、俺にウィンクをする。

俺達はすっかり、ルウの作戦にはまっていたのか。


「あーあ。今日こそ、酒を飲みたかったな。」

「ははは!」

俺もユラもルウも、これには笑った。

そして夕食も楽しい物になって、夜は更け、寝る時間になった。


俺はまたルウの顔が見える場所に、陣どった。

辺りには、仲間のいびきが響き渡る。


女の身で、姉ちゃん助ける為に、こんな大変な事を引き受けて。

そして最後は、俺が第一王女の結婚相手と言う訳か。

さっき答えたように、俺は金しか興味がない。

もちろん、今回の結婚は断るべきだ。

それに第一王女の気持ちを考えれば、そうするのも当たり前だ。

ああ、そうだ。

好きな奴と結婚させてくれと頼むのも、いいかもしれないな。

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