イケメン騎士は男装王女!?
翌朝、ユラがルウの白い布を巻き直しているのを、見かけた。

二人はもしかして、恋人同士なんだろうか。

そう思ったら、ちょっとムカついた。


「おい、ルウの怪我は大丈夫か。」

わざとルウの隣に来てやった。

「ああ、胸を巻き直したんで、痛みが少なくなっているよ。」

ルウは、笑顔で答えたけれど、その笑顔にドキドキする。

なんだ?

そのドキドキって……


「さあ、今日はもう発ちましょう。早くルウ様の怪我を直さないと。」

「それもそうだな。」

そして俺は、ルウをおぶろうと、背中を差し出した。

「オウガ、歩けるようになったから、いいよ。」

「甘えられる時は、甘えた方がいい。ほら。」

「じゃあ、お言葉に甘えて。」

背負うと、やっぱり体重は軽い。

しっかし、何を食べて生きてるんだ?

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