イケメン騎士は男装王女!?
街中の皆が、俺達を歓迎している。

「オウガ!魔物を退治したんだね。」

俺のところにトコトコ歩いて来たのは、セラだった。

「なんで分かるんだ?セラ。」

「魔物が死んだ時の声が、街中に響いたんです。それで皆、魔物退治は成功したんだって、分かったんです。」

「そうか……」

あれだけ大きな魔物だったら、声も大きいもんな。

俺達だって、あの声に圧倒されたっけ。


「後は何人戻ってくるかって、街の人達が言ってたんですけど……」

「そうだな。ルウとユラは無事だ。後仲間がもう一人、残っている。」

「……他の人は、亡くなったんですか。」

「ああ。」

セラはしゅんとなっている。

それはそうだ。

出発する時は、12人もいたんだからな。


「オウガ!」

その生き残った仲間の一人が、俺に近づいて来た。

「聞いてくれ!俺、騎士団に入れるらしい。」

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