イケメン騎士は男装王女!?
「オウガさんと言うのですね。」

「えっ、あ、ああ。」

「……2、3日の間に、婚約発表があります。これからは、この国の為に、働いて下さいね。」

クレア姫は、どこか寂しそうだ。

それはそうだよな。

想いひとがいるって言うのによ。

俺みたいな奴と結婚させられちまうなんて。

まあ、俺は断るけどな。


すると同じような顔で、寂しくしている奴がいた。

ユラだ。

切なそうにクレア姫を見ている。

そしてクレア姫を見ると、ユラをちらちら見ている。

もしかして、クレア姫の想い人って、ユラか!?

もう一つ言わせて貰うと、二人は恋人同士か!?

なあ!そうなのかよ!


真相が分かったところで、すっかりクレア姫に、興味を失った俺は、その婚約発表の時、どんな顔で王様と会えばいいんだよ。

俺はルウを見ながら、手の届かない彼女を見続けた。

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