イケメン騎士は男装王女!?
でもこの人は、ルウじゃない。

「まずは、叔父である王様よりお褒めの言葉と、報酬の説明があります。」

「はい。」

「そしてその後に、私にプロポーズをして下さい。次に私が、返事をします。それだけです。日取りなどは、後程王が決めて下さいましょう。」

「分かりました。」

「では……」

段取りだけ話に来たクレア姫が、背中を向ける。


「なあ、クレア姫。」

「はい。」

振り返った顔に、笑顔はなかった。

「あんた、恋人いるんだろう?」

「まあ、姫に向かって、あんたなんて!」

「いいのよ。」

クレア姫は、使用人を止めると、俺の側に来た。

「誰がそんな事を?」

「ルウが……姉には好きな人がいると。」

クレア姫は、息を吐いた。

「ルウったら、余計な事を。」


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