イケメン騎士は男装王女!?
数時間後、式典が行われた。

俺が通されたのは、城の王宮の間と言われるところだった。

そこには見た事もないような、綺麗な衣装に着飾った、お偉いさんがたくさんいた。


その中に、クレア姫とルウの姿を見つけた。

クレア姫は、ピンクのドレスに着替えていた。

ルウは……相変わらず男装をしていて、水色の衣装を着ていた。

こうして見ると、姉妹っていうより双子だぜ。


「では、これより勇者オウガに対して、王よりお褒めの言葉を賜る。オウガ、これに。」

「はい。」

俺が歩き始めると、皆から拍手を貰った。

俺は王の前に片膝をついて座ると、頭を下げた。

「この度は、王に謁見の栄誉を賜りまして、心から感謝致します。」

「よいよい。オウガよ。よくぞ、魔物を退治してくれた。礼を申すぞ。」

「ありがとうございます。」

ここまではいい。

問題は次だ。


「さて、魔物を退治した栄誉と共に、第一王女・クレアとの結婚を許す。」

「はい。」
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