イケメン騎士は男装王女!?
さて、返事はしたものの、どうすればいいか。

「どうした?早くクレアの元へ、行くがよい。」

「……はい。」

いいや、ここは大人しく、クレア姫のところへ行こう。

俺は立ち上がると、クレア姫の目の前に立った。

「クレア姫。」

「はい。」

「……その……」

いつ言えばいいんだ?

このままプロポーズしたら、話がおかしくならないか?


「どうしたものか。勇者でも、プロポーズする時は、緊張するものなのか。」

王がそう言うと、皆、クスクスと笑う。

「それとも、クレアの美しさに、見惚れているのか?」

それにも笑い声が聞こえてくる。

言うなら、今のタイミングだ。


「クレア姫。」

「はい。」

「俺は、あなたと結婚できません。」
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