あなたは王の器じゃありません 文官令嬢、辺境の地でその才を発揮する
「俺が話を聞く。王都が関係する問題ならば、俺も聞いた方がいい」
「へ、辺境伯様……」
ドラヴェンの前に連れていかれた彼は、しゅんとしてしまった。それからは、声を張りあげることもなく、おとなしくドラヴェンと話し合っている。
(辺境伯様は、さすがね)
ドラヴェンと話をした人は、最初は怒りを見せていてもすぐに落ち着きを取り戻す。
「エルニーナ嬢、土地の境界で問題があるらしいぞ」
「……それは、ここでは解決できないですね。後日、調査をするということでよろしいですか?」
コルネリオがエルニーナに相談を持ち掛けてくる。彼が、少しエルニーナを信用してもいいと思ってくれたみたいで嬉しい。
「俺達が責任をもって、土地の権利を確認する。それで改めて相談しよう」
役所には、誰がどこの土地をどのぐらい所有しているかの記録がちゃんと保管されている。だが、長い間に境界線の印がずれていることもある。
役所がきちんと確認するのならば、解決できるはずだ。
領民がコルネリオの提案を受け入れてくれて、その場で確認に行く日も決められた。
朝食後から始まった相談会は、日が傾くまで続けられた。
「へ、辺境伯様……」
ドラヴェンの前に連れていかれた彼は、しゅんとしてしまった。それからは、声を張りあげることもなく、おとなしくドラヴェンと話し合っている。
(辺境伯様は、さすがね)
ドラヴェンと話をした人は、最初は怒りを見せていてもすぐに落ち着きを取り戻す。
「エルニーナ嬢、土地の境界で問題があるらしいぞ」
「……それは、ここでは解決できないですね。後日、調査をするということでよろしいですか?」
コルネリオがエルニーナに相談を持ち掛けてくる。彼が、少しエルニーナを信用してもいいと思ってくれたみたいで嬉しい。
「俺達が責任をもって、土地の権利を確認する。それで改めて相談しよう」
役所には、誰がどこの土地をどのぐらい所有しているかの記録がちゃんと保管されている。だが、長い間に境界線の印がずれていることもある。
役所がきちんと確認するのならば、解決できるはずだ。
領民がコルネリオの提案を受け入れてくれて、その場で確認に行く日も決められた。
朝食後から始まった相談会は、日が傾くまで続けられた。