あなたは王の器じゃありません 文官令嬢、辺境の地でその才を発揮する
城下町に住んでいる医師が駆けつけてくれて、臨時の診療所が開かれた。発熱している者達は、三階の一室に集められる。病人と看病する者は、他の人達からは隔離しておく。
「着る物がない? では、この紙を持っていってください」
エルニーナの隣では、ソリンも別の家族の聞き取り調査をしていた。
着る物もほとんど持たずに出てきた人もいる。
役人達は、セヴェロ達が倉庫から運んできた物資を仕分けし、避難してきた人達に渡していく。
相談会の時のことを思い出すような忙しさだ。休憩時間も惜しく、次から次へと話を聞いていく。
「その部屋は入っちゃだめだ。辺境伯領の役所だからな。そこの階段を使って三階に上がれ」
コルネリオも忙しそうに働いている。彼は、物資を受け取った人を案内していた。わからないことがあれば、彼に聞けばいいとも合わせて案内している。
彼を筆頭に役人達は、こういった状況には慣れているようで、てきぱきと部屋を割り当て、案内していた。
「きちんと並べ、全員中に入れる……外で待つ者には悪いが、もう少し時間はかかる。テントをたてるから、交代で魔石ストーブにあたれ。少しは楽になるだろう」
「着る物がない? では、この紙を持っていってください」
エルニーナの隣では、ソリンも別の家族の聞き取り調査をしていた。
着る物もほとんど持たずに出てきた人もいる。
役人達は、セヴェロ達が倉庫から運んできた物資を仕分けし、避難してきた人達に渡していく。
相談会の時のことを思い出すような忙しさだ。休憩時間も惜しく、次から次へと話を聞いていく。
「その部屋は入っちゃだめだ。辺境伯領の役所だからな。そこの階段を使って三階に上がれ」
コルネリオも忙しそうに働いている。彼は、物資を受け取った人を案内していた。わからないことがあれば、彼に聞けばいいとも合わせて案内している。
彼を筆頭に役人達は、こういった状況には慣れているようで、てきぱきと部屋を割り当て、案内していた。
「きちんと並べ、全員中に入れる……外で待つ者には悪いが、もう少し時間はかかる。テントをたてるから、交代で魔石ストーブにあたれ。少しは楽になるだろう」