約束の続きをもう一度~再会した御曹司の彼は、娘ごと私を甘やかして離しません~
「ママー、おかしかっていい?」
スーパーに到着すると、さっきまで眠そうにしていた詩音はすっかり目を覚ましてお菓子をねだり始めた。
和葉は詩音の様子を見ながら夕飯に影響が出ないように少し考える。
「そうね。それじゃあ小さいお菓子を一つならいいよ」
「やったぁー!」
嬉しそうに声を上げる詩音に和葉は思わず微笑んだ。
「おかしみたい!」
「お菓子はお買い物が終わってからね」
「えー……」
途端に不満そうな声を漏らす詩音。
そんな二人のやり取りを見ていた湊がふと思いついたように声をかけた。
「詩音ちゃん、俺普段スーパーに来ることがほとんどないんだ。だから買い物のことを色々教えてほしいな」
「おしえる?」
「うん。詩音ちゃんは普段ママと一緒に来てるから慣れてるだろ? 知ってることを教えてくれると助かるんだけど、いいかな?」
「うん! いいよ!」
「ありがとう。それじゃあカートに座って色々教えてくれる?」
「うん!」
お菓子を見たがっていた詩音はすっかり興味を別のところへ向け素直にカートの椅子へと座る。
その一連のやり取りを見ていた和葉は感心したように湊を見た。
「湊さん、子供の扱い上手いね」
「そうかな?」
湊は少し照れたように笑う。
「普段、子供と関わることがないから何が正解なのかは分からないけど……詩音ちゃん相手ならこうしたほうがいいかなって思ってやってるだけだよ」
「……そっか」
和葉はカートに座っている詩音に目を向けると、楽しそうに店内を眺めている。
「でも、湊さんの言うことだと詩音も素直に聞くから助かるわ」
「そう言ってもらえると俺も嬉しいよ」
湊が嬉しそうにはにかむと、その表情を見た和葉も自然と笑みを浮かべた。
「そうだ、湊さん、晩ご飯は何が食べたいか決まった?」
「うん。色々考えたんだけど、ハンバーグがいいかなって」
「もしかして、目玉焼きが乗ってるやつ?」
「そうそう。あれ、好きだったな」
「分かったわ。それじゃあ今日はハンバーグにしましょう」
「ありがとう楽しみにしてる」
「詩音も夕ご飯はハンバーグでいい?」
「うん! ハンバーグすきー!」
「じゃあ決まりね」
こうして三人はハンバーグの材料を買うため、ゆっくりと店内を歩き始めた。
途中詩音はカートの上から聞かれたことを得意げに湊へ教えていく。
そして、材料を揃えると詩音お待ちかねのお菓子を選びにお菓子コーナーへ。
カートから降りて買ってもらうお菓子を吟味する詩音が悩みに悩んだ末に手にしたのは、
「ママ、これにする!」
「え、これ?」
ほぼオモチャがメインの500円もするお菓子で、オモチャがメインのお菓子は駄目という条件をつけなかったことを後悔しながら、
「……これはお菓子よりオモチャがメインでしょ? だけどまあ、こういうのは駄目って言わなかったのも悪いから、今日は特別ね」
ここで機嫌を損ねられても困ると思った和葉は諦めて購入することを決めたのだった。
スーパーに到着すると、さっきまで眠そうにしていた詩音はすっかり目を覚ましてお菓子をねだり始めた。
和葉は詩音の様子を見ながら夕飯に影響が出ないように少し考える。
「そうね。それじゃあ小さいお菓子を一つならいいよ」
「やったぁー!」
嬉しそうに声を上げる詩音に和葉は思わず微笑んだ。
「おかしみたい!」
「お菓子はお買い物が終わってからね」
「えー……」
途端に不満そうな声を漏らす詩音。
そんな二人のやり取りを見ていた湊がふと思いついたように声をかけた。
「詩音ちゃん、俺普段スーパーに来ることがほとんどないんだ。だから買い物のことを色々教えてほしいな」
「おしえる?」
「うん。詩音ちゃんは普段ママと一緒に来てるから慣れてるだろ? 知ってることを教えてくれると助かるんだけど、いいかな?」
「うん! いいよ!」
「ありがとう。それじゃあカートに座って色々教えてくれる?」
「うん!」
お菓子を見たがっていた詩音はすっかり興味を別のところへ向け素直にカートの椅子へと座る。
その一連のやり取りを見ていた和葉は感心したように湊を見た。
「湊さん、子供の扱い上手いね」
「そうかな?」
湊は少し照れたように笑う。
「普段、子供と関わることがないから何が正解なのかは分からないけど……詩音ちゃん相手ならこうしたほうがいいかなって思ってやってるだけだよ」
「……そっか」
和葉はカートに座っている詩音に目を向けると、楽しそうに店内を眺めている。
「でも、湊さんの言うことだと詩音も素直に聞くから助かるわ」
「そう言ってもらえると俺も嬉しいよ」
湊が嬉しそうにはにかむと、その表情を見た和葉も自然と笑みを浮かべた。
「そうだ、湊さん、晩ご飯は何が食べたいか決まった?」
「うん。色々考えたんだけど、ハンバーグがいいかなって」
「もしかして、目玉焼きが乗ってるやつ?」
「そうそう。あれ、好きだったな」
「分かったわ。それじゃあ今日はハンバーグにしましょう」
「ありがとう楽しみにしてる」
「詩音も夕ご飯はハンバーグでいい?」
「うん! ハンバーグすきー!」
「じゃあ決まりね」
こうして三人はハンバーグの材料を買うため、ゆっくりと店内を歩き始めた。
途中詩音はカートの上から聞かれたことを得意げに湊へ教えていく。
そして、材料を揃えると詩音お待ちかねのお菓子を選びにお菓子コーナーへ。
カートから降りて買ってもらうお菓子を吟味する詩音が悩みに悩んだ末に手にしたのは、
「ママ、これにする!」
「え、これ?」
ほぼオモチャがメインの500円もするお菓子で、オモチャがメインのお菓子は駄目という条件をつけなかったことを後悔しながら、
「……これはお菓子よりオモチャがメインでしょ? だけどまあ、こういうのは駄目って言わなかったのも悪いから、今日は特別ね」
ここで機嫌を損ねられても困ると思った和葉は諦めて購入することを決めたのだった。