追放された自称悪役令嬢は落ちぶれた元騎士を拾って辺境に返り咲く
いつの間にか紙は文字で埋まっていた。

私は小さく笑う。

「久しぶりね」

こうして計画を立てるのは、

王宮を追放されてから初めてだった。

その時。


こん、こん


控えめなノックが聞こえた。

「入って」

扉が開く。

レオンだった。

「明かりがついていたから」

彼は机いっぱいに広げられた紙を見て、目を丸くした。

「……何をしてるんだ?」

「仕事よ」

「仕事?」

「趣味に近いかもしれないけど」

私は苦笑する。

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