追放された自称悪役令嬢は落ちぶれた元騎士を拾って辺境に返り咲く
私は腕を組んだ。

「でも、私が村のみんなに話しても、

たぶん聞いてくれないと思うの」

「どうしてです?」

「だって私、人望ないじゃない」

ミリアは数秒ぽかんとした。

それから額を押さえる。

「あー……」

「何よ」

「また自己評価が低い……!」

「事実でしょう」

「違います!」

むすっとした顔で睨まれる。

「エレノアさん、自分で気付いてないだけです!」

「何に?」

「村のみんな、エレノアさんのこと結構好きですよ?」

「……は?」

思わず間の抜けた声が出た。

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