結婚してもおひとり様を貫きますから~俺様御曹司は孤独な契約妻に愛されたい~
呆然とする私に口づけて、冬馬さんが体を起こす。その姿を、ぼんやりと眺めていた。
シャツを脱ぎ、ベルトに手をかける。次第にあらわになる裸体に恥ずかしくなり、慌てて視線を外した。
「瑞希」
私の脚の間に体を入れた冬馬さんが、顔を覗き込んでくる。
「いいか?」
うなずき返した私の頬をさらりとなで、それから脚に手をかけた。
私の内側に、ゆっくりと自身をうずめていく。
「んん」
少しの違和感に体が強張ると、胸もとに触れて気を逸らしてくれる。
「はあ……」
体を倒した冬馬さんに、抱きしめられる。彼とひとつになれたのだと、心が満たされていく。
首もと吐き出された彼の吐息が、ただでさえ敏感になっている体を容赦なく刺激する。思わず体に力がこもると、冬馬さんが小さく笑った。
しばらくそのままでいてくれたから、少しずつ落ち着きを取り戻していく。
それから彼は唇で頬から首筋を辿りながら体を起こし、ゆっくりと動き始めた。
瞼を閉じて、彼に与えられる快楽に身を任せる。こうしていると、冬馬さんが本当に私を愛してくれていると自分に騙せてしまえる。
「あっ」
弱いところに触れられて、思わず声が漏れる。冬馬さんはまるで攻め立てるように、同じ個所を繰り返し刺激した。
いつだって翻弄させられるのは私ばかりで、彼のなすがままになる。
自分のものとは思えない嬌声も、なりふりかまっていられず乱れた髪も、すべてをさらけ出している状況は本当ならとてつもなく恥ずかしい。
けれど、彼のせいで羞恥心さえ吹き飛んでしまう。
下腹部の疼きはどんどん大きくなり、自らも追い求めていく。
せめて、冬馬さんも同じくらい我を忘れてくれていたらいいのに。
すぐそこまで迫る限界に気づき、もう無理だと訴えるように薄らと目を開ける。
そこで、これまで以上に鼓動が大きく跳ねた。
額に汗を浮かべて眉間にしわを寄せる彼の、壮絶な色気にますます下腹部が切なくなる。
思っていたのと違った様子に胸がざわめき、つい彼を見入ってしまう。
もしかして冬馬さんも、あまり余裕がないのかもしれない。
安堵なのか、歓喜なのか。彼のそんな様子に気づけば、一層体が敏感に反応する。
私の変化に気づいたのか、目を細めた冬馬さんは額にかかる汗ばんだ前髪をどけてくれた。
それから口づけられ、口内に早急に舌を差し込まれる。貪るように荒々しくまさぐられるが、心から私を求められてくれているようで不快じゃない。
「瑞希」
抽挿のスピードを上げながら、冬馬さんが切なげに何度も私を呼ぶ。
受け止めきれないほど大きな快感が怖くて、必死に彼にしがみついた。
「冬馬、さん」
今だけは、気持ちの通い合った夫婦でいさせてほしい。そんな願いを込めて呼び返すと、きつく抱きしめられる。
私は愛されている。
自身にそう信じ込ませながら、弾けた快楽の波にのみ込まれていった。
シャツを脱ぎ、ベルトに手をかける。次第にあらわになる裸体に恥ずかしくなり、慌てて視線を外した。
「瑞希」
私の脚の間に体を入れた冬馬さんが、顔を覗き込んでくる。
「いいか?」
うなずき返した私の頬をさらりとなで、それから脚に手をかけた。
私の内側に、ゆっくりと自身をうずめていく。
「んん」
少しの違和感に体が強張ると、胸もとに触れて気を逸らしてくれる。
「はあ……」
体を倒した冬馬さんに、抱きしめられる。彼とひとつになれたのだと、心が満たされていく。
首もと吐き出された彼の吐息が、ただでさえ敏感になっている体を容赦なく刺激する。思わず体に力がこもると、冬馬さんが小さく笑った。
しばらくそのままでいてくれたから、少しずつ落ち着きを取り戻していく。
それから彼は唇で頬から首筋を辿りながら体を起こし、ゆっくりと動き始めた。
瞼を閉じて、彼に与えられる快楽に身を任せる。こうしていると、冬馬さんが本当に私を愛してくれていると自分に騙せてしまえる。
「あっ」
弱いところに触れられて、思わず声が漏れる。冬馬さんはまるで攻め立てるように、同じ個所を繰り返し刺激した。
いつだって翻弄させられるのは私ばかりで、彼のなすがままになる。
自分のものとは思えない嬌声も、なりふりかまっていられず乱れた髪も、すべてをさらけ出している状況は本当ならとてつもなく恥ずかしい。
けれど、彼のせいで羞恥心さえ吹き飛んでしまう。
下腹部の疼きはどんどん大きくなり、自らも追い求めていく。
せめて、冬馬さんも同じくらい我を忘れてくれていたらいいのに。
すぐそこまで迫る限界に気づき、もう無理だと訴えるように薄らと目を開ける。
そこで、これまで以上に鼓動が大きく跳ねた。
額に汗を浮かべて眉間にしわを寄せる彼の、壮絶な色気にますます下腹部が切なくなる。
思っていたのと違った様子に胸がざわめき、つい彼を見入ってしまう。
もしかして冬馬さんも、あまり余裕がないのかもしれない。
安堵なのか、歓喜なのか。彼のそんな様子に気づけば、一層体が敏感に反応する。
私の変化に気づいたのか、目を細めた冬馬さんは額にかかる汗ばんだ前髪をどけてくれた。
それから口づけられ、口内に早急に舌を差し込まれる。貪るように荒々しくまさぐられるが、心から私を求められてくれているようで不快じゃない。
「瑞希」
抽挿のスピードを上げながら、冬馬さんが切なげに何度も私を呼ぶ。
受け止めきれないほど大きな快感が怖くて、必死に彼にしがみついた。
「冬馬、さん」
今だけは、気持ちの通い合った夫婦でいさせてほしい。そんな願いを込めて呼び返すと、きつく抱きしめられる。
私は愛されている。
自身にそう信じ込ませながら、弾けた快楽の波にのみ込まれていった。