雨の降る日はジャズバーへ ――Cats that gather at night――
静かに家の中に居ると「ザー」と雨音が聞こえる。
これまで彼氏のいた事のない私にとって、この思いが恋心かは分からないが、先日雨の日に出会った、レンの記憶を思い出す。
気持ちが辛いときに外に出て深夜散歩をしていると、雨が強く降った。東屋で雨宿りをするために公園に向かう。
そこで出会ったのが、レンと名乗る男性だった。
スタイルがよく、白のワイシャツを着ていた。左耳にピアスをつけていて、顔立ちも美形だった。男性の中では、少し高い声で、甘く感じる声。
そして私達は雨が上がるまで、東屋で二人きりで過ごして仲良くなった。
彼が帰る前に連絡先を渡されて、今日まで連絡はしていない。だが、レンのことを考えれば考えるほどに、会いたい思いが強くなって電話を掛ける。
私の一言で声のトーンがあがり「美琴さん! 電話嬉しいよ」と喜んだ。
会いたいことを伝えると、居場所を教えてくれた「すぐ行く! 待っていて」電話を切ったあと、居ても立ってもいられずに玄関を出た。
夜の雨の中傘を差して歩いて向かう。レンに会いたい一心で、目的地に近づく程、歩く速度が速くなった。気づけば目的地の目の前に着く。
そこは、歓楽街の人通りが少なさそうな、袋小路の奥に目的地の場所があった。街灯の一つもない道だが、遠くからでも見える、青色のネオンサインの看板があった。
息を整えて、ゆっくりと前に進む。
看板には、Cats that gather at night(夜に集まる猫たち)と書いてあった。木の扉上には、青い猫と白い猫が寝ているオブジェが目に入る。雨音でハッキリとは聞こえないが、扉の向こうには、小さく音楽が流れていた。レンに会うドキドキと、好奇心で扉を開ける。
これまで彼氏のいた事のない私にとって、この思いが恋心かは分からないが、先日雨の日に出会った、レンの記憶を思い出す。
気持ちが辛いときに外に出て深夜散歩をしていると、雨が強く降った。東屋で雨宿りをするために公園に向かう。
そこで出会ったのが、レンと名乗る男性だった。
スタイルがよく、白のワイシャツを着ていた。左耳にピアスをつけていて、顔立ちも美形だった。男性の中では、少し高い声で、甘く感じる声。
そして私達は雨が上がるまで、東屋で二人きりで過ごして仲良くなった。
彼が帰る前に連絡先を渡されて、今日まで連絡はしていない。だが、レンのことを考えれば考えるほどに、会いたい思いが強くなって電話を掛ける。
私の一言で声のトーンがあがり「美琴さん! 電話嬉しいよ」と喜んだ。
会いたいことを伝えると、居場所を教えてくれた「すぐ行く! 待っていて」電話を切ったあと、居ても立ってもいられずに玄関を出た。
夜の雨の中傘を差して歩いて向かう。レンに会いたい一心で、目的地に近づく程、歩く速度が速くなった。気づけば目的地の目の前に着く。
そこは、歓楽街の人通りが少なさそうな、袋小路の奥に目的地の場所があった。街灯の一つもない道だが、遠くからでも見える、青色のネオンサインの看板があった。
息を整えて、ゆっくりと前に進む。
看板には、Cats that gather at night(夜に集まる猫たち)と書いてあった。木の扉上には、青い猫と白い猫が寝ているオブジェが目に入る。雨音でハッキリとは聞こえないが、扉の向こうには、小さく音楽が流れていた。レンに会うドキドキと、好奇心で扉を開ける。