好きになったのは大嫌いな先生


しばらく愁くんの胸で泣いて、落ち着いてくると急に恥ずかしい気持ちになってきて急いで離れた。

「あのっごめんっ!抱きついたりなんかして!そんなつもりじゃなかったんだけどっ」

「なに人の胸で散々泣いて今さら。」

そうニヤッと笑い顔で笑う愁くん。

「それよりっ!私になんか用事あったの?」

無理に話題を変えた。

「どうせご飯何も食べてないんだろうなーと思って、一緒に食べるのに買ってきた」

そう言ってコンビニの袋を渡してきた。中を覗くとゼリーとかアイスとか、食用がなくても少し食べれそうなものがいくつか。

「どれか俺の前でちゃんと食べてね。」

そういいながら愁くんは自分用に買ってきたカツカレーを開けて黙々と頬張り始めてる。

「じゃあ…いただきます。」

そう言ってハーゲンダッツをもらった。

「本当はアイスなんかじゃなくてちゃんと栄養あるご飯食べてもらいたいんだけどな。」

その言葉は聞こえないかのように無視して、他愛のない話をしながらお互い食べすすめた。
アイスは冷たくて、意外と一個食べ切ることができた。


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