あなたの××××に触れたい
私の家に近いこの公園までわざわざ迎えにきてくれた喜多川さんとレオくんとともに、駐車場に続く遊歩道を進む。
途中、興奮したポメラニアンとすれ違った際に何度か吠えられたものの、レオくんはペースを乱すことなく歩き、駐車場に到着した。
「レオ!」
喜多川さんが車高の高いSUV車のバッグドアを開けると、レオくんが流れるように飛び乗る。
「慣れていますね」
「一緒によくドライブに行きますからね」
ラゲッジスペースに設置された、クレートという箱型のハウスに自ら入って座るレオくんに感心してしまう。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
レオくんの準備が整い、ドアを開けてくれた喜多川さんのエスコートに従って助手席に乗り込む。
ドーベルマンを飼うには広い室内スペースを確保しなければならないうえに、体が大きいため食費や医療費も高くつく。そして一日二回の散歩が不可欠で、飼い主の負担は大きい。
左ハンドルの大型車に乗り、一般的な犬よりも飼育コストがかかるドーベルマンを飼っている喜多川さんはいったい何者なのだろう……。
彼に興味を抱いていると、車がゆっくり発進した。
「改めて、いつもレオがお世話になっています」
「いいえ! レオくん、とてもお利口さんなので助かっています」
恐怖や不安からサロンで吠えたり暴れたりする犬もいるけれど、レオくんは穏やかな性格で落ち着きがあるため施術がスムーズに進む。
「まあ、たしかにレオは頭がいいですからね」
褒められたら否定する人が多いのに、喜多川さんは私の言葉をあっさり受け入れる。
もちろんレオくんに対する私の思いは本心なので、謙遜する必要などまったくないけれど、なんだかおもしろくて笑みがこぼれてしまう。
愛犬を溺愛する喜多川さんと、飼い主に従順なレオくん。
ふたりの相性はばっちりだ。
途中、興奮したポメラニアンとすれ違った際に何度か吠えられたものの、レオくんはペースを乱すことなく歩き、駐車場に到着した。
「レオ!」
喜多川さんが車高の高いSUV車のバッグドアを開けると、レオくんが流れるように飛び乗る。
「慣れていますね」
「一緒によくドライブに行きますからね」
ラゲッジスペースに設置された、クレートという箱型のハウスに自ら入って座るレオくんに感心してしまう。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
レオくんの準備が整い、ドアを開けてくれた喜多川さんのエスコートに従って助手席に乗り込む。
ドーベルマンを飼うには広い室内スペースを確保しなければならないうえに、体が大きいため食費や医療費も高くつく。そして一日二回の散歩が不可欠で、飼い主の負担は大きい。
左ハンドルの大型車に乗り、一般的な犬よりも飼育コストがかかるドーベルマンを飼っている喜多川さんはいったい何者なのだろう……。
彼に興味を抱いていると、車がゆっくり発進した。
「改めて、いつもレオがお世話になっています」
「いいえ! レオくん、とてもお利口さんなので助かっています」
恐怖や不安からサロンで吠えたり暴れたりする犬もいるけれど、レオくんは穏やかな性格で落ち着きがあるため施術がスムーズに進む。
「まあ、たしかにレオは頭がいいですからね」
褒められたら否定する人が多いのに、喜多川さんは私の言葉をあっさり受け入れる。
もちろんレオくんに対する私の思いは本心なので、謙遜する必要などまったくないけれど、なんだかおもしろくて笑みがこぼれてしまう。
愛犬を溺愛する喜多川さんと、飼い主に従順なレオくん。
ふたりの相性はばっちりだ。