銀河の雫
「けど、どうして、自分がやったなんて言ったんですか?」

「……誰も私の話を信用してくれないと思っていました。在籍五年の青山さんとでは……」

「……確かに言われてみれば、立場的に難しかったんですね」

「はい」

「契約更新、白紙になるだろうなんて言ってしまいましたが、当初の契約通り、お願いしてもいいですか」

「……よろしくお願いします」

渡辺さんはほっとしたような表情を浮かべた。

「でもこれからは、本当のことを言ってくださいね。言ってもらえないと分かりませんから」

「分かりました」

「それに月浦さん……」

「はい」

「所長さんがとても素晴らしい方で本当に良かったですね」

自分に聞き取りをさせて欲しいと、必死に副所長に頭を下げていた姿が目に浮かんだ。

「……はい。日向所長はとても素晴らしい方です」




翌朝の朝礼で、青山さんは私の濡れ衣を晴らす説明をしてくれた。

みんなの前で私に謝罪をした。

「……本当に申し訳ありませんでした」



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