キスから始まる恋は甘くて苦い
純粋な眼差しに決心が鈍りそうになる。自分がまひるを追い詰めたと告白したら、この無垢なヒトミはどんな色を見せるのだろう。
僕は……軽蔑されたくなくて、自分を守ろうとしていたんだな。
自己保身に呆れながらも、雅也はどこか吹っ切れた顔をしていた。
「まひるを追い詰めたのは僕なんだよ」
彼はそう切り出すと、あの日のことを話し始めた。
「――だから、ほたるちゃんが責任を感じることはないよ」
最後にそう締めくくり、息を吐き出す。
「そんな……そんなこと言わないでください。雅也さんだけのせいじゃないです。私にも責任はあります」
雅也の話にほたるは動揺していた。それでも言葉を選んでいるようにも見える。
軽蔑なんかするわけない、か。
ほたるは自分とは違う。他人を思いやれる心のあたたかい子なのだから。
愛されているようで、実は周りに愛を与えている。だからまひるや蒼一が無条件に可愛がりたくなるのだろう。
僕は……軽蔑されたくなくて、自分を守ろうとしていたんだな。
自己保身に呆れながらも、雅也はどこか吹っ切れた顔をしていた。
「まひるを追い詰めたのは僕なんだよ」
彼はそう切り出すと、あの日のことを話し始めた。
「――だから、ほたるちゃんが責任を感じることはないよ」
最後にそう締めくくり、息を吐き出す。
「そんな……そんなこと言わないでください。雅也さんだけのせいじゃないです。私にも責任はあります」
雅也の話にほたるは動揺していた。それでも言葉を選んでいるようにも見える。
軽蔑なんかするわけない、か。
ほたるは自分とは違う。他人を思いやれる心のあたたかい子なのだから。
愛されているようで、実は周りに愛を与えている。だからまひるや蒼一が無条件に可愛がりたくなるのだろう。