世界で一番大切な親友へ
私の心の半分は、あの日乃愛と一緒に死んでしまったのだ


ある日の放課後、私は乃愛のお母さんに呼ばれて、彼女の家を訪れた


手渡されたのは、小さな水色のノート


「乃愛がね、『もしもの時は、美優に渡して』って遺したものなの」


お母さんの言葉に胸が詰まる


自分の部屋に戻り、机の前に座って、震える手でそのノートを開いた


そこには、乃愛の少し丸っこくて愛らしい文字で、私へのメッセージが綴られていた



『美優へ



これを読んでるってことは、私はもう美優の隣にいられないんだね


泣いてない?


泣き虫の美優だから、きっとボロボロ涙を流してるんだろうな』


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