世界で一番大切な親友へ
見透かされているのが悔しくて、本当に涙がポロポロとノートに落ちた


『私ね、美優と過ごした時間が人生で一番幸せだったよ


一緒にタピオカ並んだことも、テスト勉強で居眠りしたことも、全部全部、私の宝物。


私の心臓は弱かったけど、美優といる時はいつも、トクトクって嬉しそうに動いてたんだよ』


ページをめくると、最後のページには、少し掠れた文字でこう書かれていた


『美優


私がいなくなっても、世界は明日も続くよ。


だから、私の分まで美味しいものを食べて、私の分までたくさん恋をして、私の分まで笑ってて。


私の心臓は止まっちゃったけど、私の想いは、美優の心の中でずっと生き続けるから


美優のことが、宇宙で一番大好きだよ』


ノートの最後に、小さな小さな文字で「追伸:私の大好きな曲のプレイリスト、スマホに残してあるから聴いてね」とあった。


< 110 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop