世界で一番大切な親友へ
美優の必死の問いかけに、乃愛は困ったように視線を落とした
そして、隣に立つ母親と視線を交わした後、意を決したように、ゆっくりと口を開いた
「私ね……、生まれつき、心臓が弱いの。……特発性拡張型心筋症、っていう病気なんだって」
聞いたこともない難しい病名だった
けれど、「心臓」という単語の重みが、美優の身体を硬直させる
「小学校の時から、ずっと薬を飲んでたの。でもね……高校に入ってから、だんだん、お薬が効かなくなってきちゃって。……だから最近、ちょっと歩くのが遅かったり、体育の時間に苦しくなっちゃったりしてたの。ごめんね」
乃愛は、自分が一番苦しいはずなのに、どこまでも美優の気持ちを推し量って言葉を選んでいた
「なんで……なんで今まで教えてくれなかったの!? 私たち、ずっと一緒だったじゃん! なんでも話そうって、約束したじゃん!」
そして、隣に立つ母親と視線を交わした後、意を決したように、ゆっくりと口を開いた
「私ね……、生まれつき、心臓が弱いの。……特発性拡張型心筋症、っていう病気なんだって」
聞いたこともない難しい病名だった
けれど、「心臓」という単語の重みが、美優の身体を硬直させる
「小学校の時から、ずっと薬を飲んでたの。でもね……高校に入ってから、だんだん、お薬が効かなくなってきちゃって。……だから最近、ちょっと歩くのが遅かったり、体育の時間に苦しくなっちゃったりしてたの。ごめんね」
乃愛は、自分が一番苦しいはずなのに、どこまでも美優の気持ちを推し量って言葉を選んでいた
「なんで……なんで今まで教えてくれなかったの!? 私たち、ずっと一緒だったじゃん! なんでも話そうって、約束したじゃん!」