世界で一番大切な親友へ
約束の朝、輝く笑顔のままで
その日の朝は、皮肉なほどに眩しい太陽の光が世界を照らしていた
雲一つない青空から差し込む光が、大学病院の白い廊下を冷ややかに浮かび上がらせている。
美優は、走っていた
カバンを強く握りしめ、ローファーの音を響かせながら、乃愛の病室へと向かって夢中で廊下を駆けていた。
胸の奥が、今までにないほど激しくざわついていた
昨日交わした「また明日」という約束。それが今、指の隙間からこぼれ落ちてしまいそうな、強烈な予感に襲われていた
「乃愛……っ!」