世界で一番大切な親友へ
乃愛は、美優に泣いてほしくて一緒にいたんじゃない。


美優と普通の女の子として笑い合える時間が、乃愛にとっての生きる意味そのものだったのだ


もし自分がこのまま暗い部屋で泣き続けていたら、乃愛が命がけで守ろうとした、あの眩しい「二人の日常」まで消えてしまう


美優は、写真のなかの乃愛の笑顔を、愛おしそうにそっと指先でなぞった


大粒の涙がまたポロポロと写真の表面に落ちていく


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