愛される星

「石垣さんに対する感情は、はっきりとわかったの?」


「ん〜…わっかんねぇ。 てか、昔アンタと勇輔が付き合いたてだった頃の事件の男と出会い方が似てるんだな〜」


「そう言えばヒロアキだっけ。そんな事もあったねぇ。」


二人して星を見上げながらコーラを飲んだ。


「好きとか付き合いたいっていう感情じゃないんだよ、石垣さんは。」


「じゃあ何?
しぃちゃんがこういう話しで悩むって初めてだねぇ。」


のんきは小さい頃から私を見ているから、話しを理解しやすいのかも知れない。でなきゃ7歳も下のコにこんな相談はしないだろう。


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