愛してるの期限が切れる前に
(もしかして、自分がなにをしたか自覚がないの?)
どこの世界に、娘を傷ものにされお金で解決しようとした男との結婚を認める親がいるだろう。少なくとも、百花の両親は反対する人たちだ。
若干、軽蔑の眼差しで見遣ると、玲桜が急に神妙な顔つきになった。
「玲桜、手離して」
「君たちは、当面安全じゃなくなる」
突然、不穏なことを言われて、百花は怪訝な顔になった。
「……急になにを言うの?」
「はーちゃんの写真がネットに上がってるのは知ってる?」
「え?」
まったくの寝耳に水な話に、百花は一瞬呆けてしまった。
百花は子どもが生まれてからSNSの類は、一切投稿していない。もっぱら閲覧だけだ。
だが、見つめてくる玲桜の顔は真剣だった。
思わず握られてた手を引くも、玲桜がそれを許さなかった。
「その様子じゃ知らないんだね。もも、もう一回携帯貸して? 大丈夫、今度は電話しろなんて言わない。問題の投稿を見てほしいんだ。ももはクラップリプやってる?」
玲桜が言ったアプリは写真をネットに投稿するものだ。百花は昔から写真を撮る習慣がないので、その類のアプリにはまったく興味がなかった。
「ごめん、やってない」
「だと思った。俺のアカウントでログインするから、アプリ入れていい?」
玲桜は、百花の承諾を得てからあっという間にアプリをダウンロードして、ログインした。
「これだ」
画面に表示されたのは、花の顔写真が映っていた。
【チビレオ発見!】
そう書かれた投稿に、百花は目を剥いて唖然となった。
どこの世界に、娘を傷ものにされお金で解決しようとした男との結婚を認める親がいるだろう。少なくとも、百花の両親は反対する人たちだ。
若干、軽蔑の眼差しで見遣ると、玲桜が急に神妙な顔つきになった。
「玲桜、手離して」
「君たちは、当面安全じゃなくなる」
突然、不穏なことを言われて、百花は怪訝な顔になった。
「……急になにを言うの?」
「はーちゃんの写真がネットに上がってるのは知ってる?」
「え?」
まったくの寝耳に水な話に、百花は一瞬呆けてしまった。
百花は子どもが生まれてからSNSの類は、一切投稿していない。もっぱら閲覧だけだ。
だが、見つめてくる玲桜の顔は真剣だった。
思わず握られてた手を引くも、玲桜がそれを許さなかった。
「その様子じゃ知らないんだね。もも、もう一回携帯貸して? 大丈夫、今度は電話しろなんて言わない。問題の投稿を見てほしいんだ。ももはクラップリプやってる?」
玲桜が言ったアプリは写真をネットに投稿するものだ。百花は昔から写真を撮る習慣がないので、その類のアプリにはまったく興味がなかった。
「ごめん、やってない」
「だと思った。俺のアカウントでログインするから、アプリ入れていい?」
玲桜は、百花の承諾を得てからあっという間にアプリをダウンロードして、ログインした。
「これだ」
画面に表示されたのは、花の顔写真が映っていた。
【チビレオ発見!】
そう書かれた投稿に、百花は目を剥いて唖然となった。