一緒にいたくて男装執事になったのに~嫉妬と溺愛とまりません~【隣国編】
もーう!ギル様ったら心配性なんだから!
私だって婚約者のいる大人だよ?!
迷子になんてなるわけないのにっ!
「わかってますよー!ほらほら!行きましょう!!!」
元気よく返事をすると美味しそうな匂いに釣られるように船から降りて、新天地メルティアーナの地を走り出す。
ギル様に振り返り「はーやーくー!」と、手をあげる。
そんな私に呆れながら小さな声で呟くギル様。
「まったく……さっきまでのしおらしさは何処にいったんだか……」
やっと辿り着いたメルティアーナ。
魔法を楽しみにしていたけれど、魔法らしきものはまだ発見できなくて残念。
だけれど、とっっっても!美味しそうな国!!
それだけで100点満点だよね?