一緒にいたくて男装執事になったのに~嫉妬と溺愛とまりません~【隣国編】
そんな会話をしていると、馬車がゆっくり停車して王城に到着したようだ。
私とギル様は、馬車から降り立つと、立派な大きな門が私たちを出迎える。
そして、いつもの公爵様モードになったギル様が門番に何かを見せると、立派な門がゆっくりと開かれた。
そして、案内人の人が出迎えてくれた。
「メルティアーナにようこそいらっしゃいました。陛下が王宮にてお待ちです。こちらへどうぞ」
「あぁ……ありがとう。案内を頼む」
社交用の顔をするギル様が、和かに案内人の人にお礼を言った。
私もお仕事が始まった!と、気合を入れてギル様の後を追う。
門の中はバラが綺麗に咲き誇り手入れの行き届いた庭園に、綺麗な噴水までもが出迎える。
歩き進めると、立派な銅像なんかもあちらこちらにあってどこまでいっても華やかだ。