先輩の愛に溺れる。
窓の外では、夕暮れの空に最初の星がひとつ輝いていた。
まるで二人の秘密を、祝福するみたいに。

それから学園では、セレナの隣にはいつもルシアンの姿があった。
誰かが彼女に近づけばさりげなく間に入り、危ないことがあれば真っ先に守る。

そして人のいない廊下や図書塔では、甘い声でこう囁くのだ。

「お前は俺だけの特別だよ」

セレナはそのたびに真っ赤になる。
けれどもう、逃げたりしなかった。

守られるだけじゃない。
同じ魔法で、同じ想いで、二人はこれから先も一緒に歩いていく。

星の秘密を抱く少女と、彼女だけを一途に愛する天才魔法使い。
これは、誰にもほどけない運命の恋のはじまり。
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