ハニー*シークレット
ひゃっ……。

び、びっくりした……。

ふぅぅ、と呼吸と整えながら私は津崎さんの質問に答えた。

「ちょっと…初日にバレちゃいました…。」

「……。」

無言で一条さんのことを睨んでいる津崎さん。

な、なんでそんなに睨んでいるんだろう……?

私、嫌なことしちゃったかなっ……?

うーん……と考えていたら「やっほー!」と、奥から元気な声が聞こえた。

わっ……ま、まずいっ……ウィッグっ……!

私はすぐにウィッグをかぶって、平静を装った。

「悠ちゃんおはよっ!」

振り向くと元気そうな小澤くんがいた。

「おはよう!」

私も続いて笑顔を返す。

ふふふっ……弟みたいで、可愛いなっ…!




< 25 / 35 >

この作品をシェア

pagetop