アネモネの花
たぶん、朝は一緒じゃなくて良いの?って意味だったと思った。


「あ、良いんです。たぶん、間に合わないと思うので…」


「そ。じゃあ、帰りは良いってことか」


…まだほとんど、なにも言ってないのに。

あっさり伝わったのは良いけれど、少し複雑な気分になった。



やっぱり、私って分かりやすいのかな…


ぼんやりと、そんなことを思いながら、目的地に到着するのを待った。
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