【秘密の溺愛シリーズ】 紳士な社長の秘密を知ったら、独占欲強火の愛で娶られました
契約がひと段落したので帰ろうと思う。ずいぶん遅い時間になってしまったが、終電まではまだ時間がある。バッグを持って立ち上がろうとしたところで、社長がなにやら玄関の方から段ボール箱を抱えて戻ってきた。箱の横には、見覚えのあるロゴが入っている。HFIがアプリを制作した通販会社だ。
「置き配ですか?」
「ああ」
さっきのピザもだけれど、デリバリーから日用雑貨、ありとあらゆるショップが加入しているサイトで、このアプリさえ入れれば、生活に困ることがないとまで言われている。
社長が私の目の前で箱を開ける。中には女性用衣料や化粧品が詰まっていた。
「これって、まさか……」
「今夜はとりあえずこれを使え。週末までにはもっとちゃんと準備をしておく」
やっぱり私のもののようだ。いつの間に頼んだのだろう。たしかに超特急で配達されるスーパー便というものがあるが、それにしても早すぎる。社長特典でもあるのだろうか……。
呆気に取られているうちに、箱を持たされバスルームへと送り込まれた。今夜の宿泊は決定事項のようだ。
ここ数時間のあまりに目まぐるしい展開に、まだ頭がついてきていない。パニックになったり真っ白になったりグルグルしたりして、脳みそがオーバーヒートしかけている。おそらくもうこれ以上抵抗を考えても無駄なのだと悟り、私はとうとう思考を放棄した。
「置き配ですか?」
「ああ」
さっきのピザもだけれど、デリバリーから日用雑貨、ありとあらゆるショップが加入しているサイトで、このアプリさえ入れれば、生活に困ることがないとまで言われている。
社長が私の目の前で箱を開ける。中には女性用衣料や化粧品が詰まっていた。
「これって、まさか……」
「今夜はとりあえずこれを使え。週末までにはもっとちゃんと準備をしておく」
やっぱり私のもののようだ。いつの間に頼んだのだろう。たしかに超特急で配達されるスーパー便というものがあるが、それにしても早すぎる。社長特典でもあるのだろうか……。
呆気に取られているうちに、箱を持たされバスルームへと送り込まれた。今夜の宿泊は決定事項のようだ。
ここ数時間のあまりに目まぐるしい展開に、まだ頭がついてきていない。パニックになったり真っ白になったりグルグルしたりして、脳みそがオーバーヒートしかけている。おそらくもうこれ以上抵抗を考えても無駄なのだと悟り、私はとうとう思考を放棄した。