【秘密の溺愛シリーズ】 紳士な社長の秘密を知ったら、独占欲強火の愛で娶られました
「すみませ……っ」
慌てて離れようとしたら、腰に当てられた手にグッと力を込められる。
「やっぱり俺を襲いたくなったか?」
「違っ――」
「俺はやぶさかではないけど?」
社長がにやりと口の端を持ち上げる。
「なんだかいい匂いもするしな」
社長が私のこめかみ辺りに顔を近づけて、スンスンと匂いを嗅ぐ。
「ひゃっ! ちょっ……なにをっ」
身じろぎするが離れない。力ずくで抱きしめられている感じがないのに、社長の腕はびくともしない。社長はこともあろうか私の髪の中に顔をうずめてきた。
「こうしているとなんだか落ち着く……」
こちらは全然落ちつきません!
心臓がバクバクと音を立てていて、全身が汗ばむほど熱い。
どうしたら放してもらえるの⁉
硬い胸とたくましい腕に挟まれて、半分パニックになりながら必死に考えていたら、安らかな寝息が聞こえてきた。社長の胸が規則的に上下している。
うそ……寝てる……の?
そろそろと顔を上げたら、社長の目が閉じている。眼鏡がないせいか目の下に隈があるのに気づいた。
慌てて離れようとしたら、腰に当てられた手にグッと力を込められる。
「やっぱり俺を襲いたくなったか?」
「違っ――」
「俺はやぶさかではないけど?」
社長がにやりと口の端を持ち上げる。
「なんだかいい匂いもするしな」
社長が私のこめかみ辺りに顔を近づけて、スンスンと匂いを嗅ぐ。
「ひゃっ! ちょっ……なにをっ」
身じろぎするが離れない。力ずくで抱きしめられている感じがないのに、社長の腕はびくともしない。社長はこともあろうか私の髪の中に顔をうずめてきた。
「こうしているとなんだか落ち着く……」
こちらは全然落ちつきません!
心臓がバクバクと音を立てていて、全身が汗ばむほど熱い。
どうしたら放してもらえるの⁉
硬い胸とたくましい腕に挟まれて、半分パニックになりながら必死に考えていたら、安らかな寝息が聞こえてきた。社長の胸が規則的に上下している。
うそ……寝てる……の?
そろそろと顔を上げたら、社長の目が閉じている。眼鏡がないせいか目の下に隈があるのに気づいた。