【秘密の溺愛シリーズ】 紳士な社長の秘密を知ったら、独占欲強火の愛で娶られました
並行二重のアーモンドアイは吸い込まれそうなほど美しく、シャープな輪郭の中に高い鼻梁や薄い唇も、すべてが神業と思えるほど完璧に配置されている。掛けているシルバーフレームの眼鏡は、知的な印象を加えていた。
ほのかに茶色がかった髪は清潔感のあるショートヘアで、前髪は七三分け。一八〇センチ以上あるだろう身長に、ピタリと合った三つ揃えスーツを着こなしている。
一度見たら忘れられないほどの圧倒的な秀麗さを誇る容姿の持ち主。 彼こそが、我がHFIの創設者にして代表取締役社長――高遠充弦だった。
両目を見開いたまま動きを止めている私に、社長はふっと息を吐いてから、眼鏡の奥の目をやわらげた。
「階段を歩きながらのよそ見はあぶないですよ」
耳障りのいい低音に優しくたしなめられ、ハッと我に返った。慌てて離れようとしたら、膝が笑っていてカクンとくずおれそうになる。すぐさま伸びてきた腕にサッと腰をすくわれた。
「大丈夫ですか?」
「すっ、すみません!」
二度も助けてもらって申し訳ないのと同時に、高遠社長と密着しているという事実にめまいがする。さっきとは違う意味で心臓がバクバクした。
ほのかに茶色がかった髪は清潔感のあるショートヘアで、前髪は七三分け。一八〇センチ以上あるだろう身長に、ピタリと合った三つ揃えスーツを着こなしている。
一度見たら忘れられないほどの圧倒的な秀麗さを誇る容姿の持ち主。 彼こそが、我がHFIの創設者にして代表取締役社長――高遠充弦だった。
両目を見開いたまま動きを止めている私に、社長はふっと息を吐いてから、眼鏡の奥の目をやわらげた。
「階段を歩きながらのよそ見はあぶないですよ」
耳障りのいい低音に優しくたしなめられ、ハッと我に返った。慌てて離れようとしたら、膝が笑っていてカクンとくずおれそうになる。すぐさま伸びてきた腕にサッと腰をすくわれた。
「大丈夫ですか?」
「すっ、すみません!」
二度も助けてもらって申し訳ないのと同時に、高遠社長と密着しているという事実にめまいがする。さっきとは違う意味で心臓がバクバクした。