鉄仮面救急医は、再会した身代わりママを猛愛包囲で逃がさない【秘密の溺愛シリーズ】
全然知らなかった……。
でも、だとしたら、その二年の間で彼に別の相手が見つかるかもしれない。
こんなに素敵な男性なのだから、きっと私なんかよりもっと彼に合う素敵な女性が現れるはずだ。そうすればこの縁談は破談になる。原因が彼の側にあるなら、破談の条件に羽野医院の傘下入りをお願いすればいい。
「わかりました」
私が答えると、彼は「そうか」と短く返す。私はすかさず口を開いた。
「結婚は二年後で構いません。ですが、病院同士のお話はその間に進めていただけますか」
「わかった。父に言っておく」
「ありがとうございます」
ほっと肩の荷が下りた気分だ。
「婚約指輪はどうする」
「いりません」
意識してそっけなく答えたのに、あっさり「そうか」と返ってきて拍子抜けした。婚約指輪の申し出を断る女なんてかわいくないはずだ。きっと瑠奈ならかわいくおねだりしたに違いない。
もしかして高価な指輪をねだった方が印象悪くできた⁉
後で気づいても時すでに遅し。元の場所まで戻ってきたため、庭園散策は終了だ。
そのまま部屋へ戻り、見計らったかのように出てきたデザートを食して、お見合いは終了した。
でも、だとしたら、その二年の間で彼に別の相手が見つかるかもしれない。
こんなに素敵な男性なのだから、きっと私なんかよりもっと彼に合う素敵な女性が現れるはずだ。そうすればこの縁談は破談になる。原因が彼の側にあるなら、破談の条件に羽野医院の傘下入りをお願いすればいい。
「わかりました」
私が答えると、彼は「そうか」と短く返す。私はすかさず口を開いた。
「結婚は二年後で構いません。ですが、病院同士のお話はその間に進めていただけますか」
「わかった。父に言っておく」
「ありがとうございます」
ほっと肩の荷が下りた気分だ。
「婚約指輪はどうする」
「いりません」
意識してそっけなく答えたのに、あっさり「そうか」と返ってきて拍子抜けした。婚約指輪の申し出を断る女なんてかわいくないはずだ。きっと瑠奈ならかわいくおねだりしたに違いない。
もしかして高価な指輪をねだった方が印象悪くできた⁉
後で気づいても時すでに遅し。元の場所まで戻ってきたため、庭園散策は終了だ。
そのまま部屋へ戻り、見計らったかのように出てきたデザートを食して、お見合いは終了した。