君と僕との最後の一週間


「ありがとうございます。海兎。」

「俺は永遠に雪流ただ一人を愛するとここに誓うよ。」

海兎は真剣な眼差しで僕に誓ってくれた。

「っ!海兎………

僕も例え離れ離れになっても、心は何時も一緒で…………

永遠に海兎を愛し続けるとここに誓います。


誓いの言葉を素直な気持ちを言った。そしたら海兎嬉しそうに微笑んで、キスを贈ってくれた。

「人生で一番最高の日をありがとうございます。海兎……」

「俺の方こそありがとう。

雪流がいたから今の俺がここにいられるんだから。

本当にありがとう。雪流……」

僕達は暫くそのまま見つめあっていた。















「今日は人生最高の想い出になりました。指輪も嬉しかったです。」

興奮覚めやらぬと言った感じで、家に帰ってからも僕ははしゃいでいた。

「それだけじゃないんだ、雪流ちょっと指輪外してみ?」

僕は促されるまま指輪を外した。
「で…裏なんだけど……」

言われてみると、そこには。

KtoY

海兎から雪流へ、例えこの身が魂だけとなっても永遠に貴方を愛すると誓います。

と英語で刻まれていた。


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